「数字には意味がある」という考えのもとに、人の性格や運勢を読み解いていくのが、数秘術です。
数秘術で扱う数字には、生年月日を元に計算するもの、姓名をアルファベットに置き換えて計算するものなど、いくつか大切な数字があります。
その中でもメインになる数字が、生年月日を元に導き出す「ライフパスナンバー」です。
今回は、ライフパスナンバーの計算方法や意味についてご紹介したいと思います。そもそも、ライフパスナンバーとはどういったものなのでしょうか?
ライフパスナンバーとは?
ライフパスナンバーは誕生数(カバラ数秘術では運命数)といわれることもあります。
Life(人生) Path(道) Numberという名前の通り、人生においてその人が通っていく道、才能や能力などを表す最も基本的な数字とされています。
「才能」というとなんだか大げさに聞こえるかもしれませんが、自分が当たり前にしていることも、他の人にとってはすごい才能に見えることもあります。
また、あなたの好きなもの、飽きずに続けられることがあるのであれば、それが才能への道しるべになるでしょう。
これとは別に、なぜだか縁のある物事も、あなたの才能を指し示しているのかもしれません。
ライフパスナンバーを知ることは自分を知ることです。
自分を理解し、才能を磨くことであなたの人生はより良いものへと変わっていくでしょう。
それでは、ライフパスナンバーの計算方法についてみていきましょう。
ライフパスナンバーの計算方法は?
ライフパスナンバーの計算方法はとても簡単です。
生年月日に含まれる数字を1桁に分解してすべて足し、最後に1~9までのいずれかの1桁の数字、もしくは11及び22になるまで計算します。
例えば、1980年2月17日生まれの人は・・・
生年月日を次のように1桁の数字に分解し、すべて足します。
1+9+8+0+2+1+7=28
28をさらに一桁の数字に分解し、足します。
2+8=10
まだ二桁なので、さらに分解し、足します。
1+0=1・・・この人のライフパスナンバーは1です。
計算の途中で、数の合計数が11や22といったゾロ目になった場合は、そのままにしておきます。数秘術では、これらの数字は「マスターナンバー」と呼ばれ、スピリチュアルなエネルギーが宿った特別な数字という捉え方をしています。
ライフパスナンバーで11や22が出た場合は、これがそのままその人のライフパスナンバーとなります。
11は、1+1=2、22は2+2=4となるため、それぞれ2と4の性質にプラスアルファの要素が加わると考えられています。独特の感性を持ち、他のライフパスナンバーの人に何かを伝えたり、導いたり、といった使命を帯びた数字とされます。
ライフパスナンバーの捉え方
数秘術では、生年月日や生まれた時間をもとにした他の占いと同じく、誕生した瞬間を単なる偶然とは考えず、あなた自身がそのタイミングを選んで生まれてきたと考えます。
そのため、生年月日をもとに導き出されるライフパスナンバー(誕生数)には、あなたが持って生まれた資質と、それを才能として培っていくために用意される道が示されているとされています。
ライフパスナンバーが表す内容が現在の自分に当てはまるかどうかは、人それぞれかもしれません。なりたい自分や、理想とする自分に近ければ嬉しいですが、そうでなければ腑に落ちないと感じるかもしれません。
ですが、自分でそのタイミングを、数字を選んで生まれてきたのだと考えるのであれば、ライフパスナンバーを知ることは、その資質が自分に備わっていると思って自分を見つめ直す良い機会になるはずです。
そのナンバーが導くものについて、自分には向いていないと思うのではなく、こういった道もあるのだと捉えて、チャンスがあれば積極的に取り組んでみると良いですね。実際にやってみると、しっくりくるということもあるでしょう。
自分の数字の性質にないものばかり選んでしまうと、頑張っているのに結果がでなかったり、周りから見ると成功しているように見えても、本人はうまくいっていないと感じたりすることもあるかもしれません。
まとめ
今回は、ライフパスナンバーと計算方法、その捉え方についてご紹介しました。
ライフパスナンバーは、その人の根本的な性質や特徴などを表す最も基本的な数字とされています。
このサイトでは、各ナンバーについてご紹介していく予定です。
ライフパスナンバーを知ることで、あなたの人生が少しでも良い方向に進みますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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